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【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯もやや利益確定売り優勢

 7日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比17円安の1万8168円と小反落。前日の米国株市場ではNYダウが小幅高で引けたもののナスダック指数とS&P500指数が軟調で全体的に方向感を欠いた。日経平均も前日まで5日続伸でこの間に約7.4%の上昇をみせており、目先は利益確定売りも出やすいタイミングだ。きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が取引時間中に発表される見通しで、前場はこれを見極めたいとの思惑が売買の手控え要因となる。外国為替市場では1ドル=120円台前半の推移で落ち着いた動きにあり、輸出株には中立要因。個別には、企業の決算を絡め好業績銘柄への注目度が高まりそうだ。寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、石油、紙パルプ、卸売など。値下がりでは空運、繊維、ゴム製品、不動産など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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