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【通貨】外為サマリー:1ドル120円50銭前後で底堅く推移、追加緩和期待が底流に

 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時10分過ぎ時点で1ドル=120円50銭台と前日に比べ40銭前後のドル高・円安水準で推移している。
 依然、120円中盤を中心とする展開だが、市場にはきょうからあすにかけて開催される日銀金融政策決定会合での追加緩和思惑もあり、下値では買いが入る展開となっている。
 5日発表された米9月ISM非製造業景況感指数は56.9と市場予想(57.5)を下回った。ただ、NYダウが大幅高となるなかドルは底堅く推移した。
 この日の東京株式市場で日経平均株価が一時、300円を超す上昇となるなか、ドル買い・円売りが流入。120円台後半では売りが出てくるが、ドル円相場は底堅い値動きとなっている。
 この日はオーストラリア準備銀行(RBA)の理事会が開催される。市場では政策金利は2.0%の据え置きが予想されているが、豪ドルの値動きも注目されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1170ドル台と前日に比べ0.070ドル前後のユーロ安。対円では1ユーロ=134円70銭前後と同40銭強のユーロ安・円高となっている。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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