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【通貨】東京為替:ドル120円台を回復、日経平均の反転で円売り


2日午前の東京外為市場で、ドル・円は120円を回復した。日経平均株価の反転を意識した円売りが強まった。


今日の東京市場でドル・円は119円78銭をつけた後、日経平均株価の下げ幅縮小に連動してドル買い・円売りの方向となった。日経平均がプラス圏に切り返すとドル買いが強まり、一時120円05銭まで値を戻した。


今晩発表される米9月雇用統計の改善が期待されており、年内利上げの可能性が高まることでリスク選好的なドル買いも散見されている。


ランチタイムの日経平均先物が、小幅ながらプラス圏で推移していることから、午後の取引はドル・円は120円付近での推移を予想する。ただ、日経平均が失速した場合には、ドルは値を下げる可能性があろう。


午前中の取引で、ユーロ・ドルは1.1183ドルから1.1204ドル、ユーロ・円は134円04銭から134円36銭で推移した。

【要人発言】
・麻生財務相
「人民元が国際通貨になることは決して悪くない」

【経済指標】
・8月有効求人倍率:1.23倍(予想:1.21倍、7月:1.21倍)
・8月失業率:3.4%(予想:3.3%、7月:3.3%)
・8月家計調査・消費支出:+2.9%(前年比予想:+0.3%、7月:-0.2%)
・豪・8月小売売上高:前月比+0.4%(予想:+0.4%、7月:-0.1%)

《TY》

 提供:フィスコ

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