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【市況】NY金:続落で1113.70ドル、米雇用統計への警戒感から売り勝る


NY金は続落(COMEX金12月限終値:1113.70↓1.50)。1112.30ドルから一時1118.50ドルまで上昇した。この日発表の米国の9月ISM製造業景況指数が予想以上に低下したことを受けて、景気の先行きに対する懸念や、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測の後退により、金の買いが一時強まった。


しかし、その後、ラッカー米リッチモンド連銀総裁の「10月の利上げは可能」との発言が伝えられ、売りに転換した。株安、ドル安傾向だったことで反発もみられたが、2日(金)発表予定の米9月雇用統計への警戒感から、結局売りが勝るかたちになったもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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