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【市況】【市場反応】米9月ISM製造業景況指数、2年ぶり低水準でドル売り


外為市場では予想を下振れた米国の製造業指数を嫌ったドル売りが加速した。ドル・円は119円87銭から119円49銭まで下落し、9月29日以来の安値を更新。ユーロ・ドルは1.1152ドルから1.1206ドルまで上昇し、日中高値を更新した。

米供給管理協会(ISM)発表した9月ISM製造業景況指数は50.2と、市場予想の50.6を下回り2013年5月以降ほぼ2年ぶりの低水準に落ち込んだ。

一方、同時刻に米商務省が発表した8月建設支出は前月比+0.7%と、市場予想の+0.5%を上回り5月以来の大幅な伸びとなった。金額ベースでは2008年5月以降7年ぶりの高水準を記録した。

【経済指標】
・米・9月ISM製造業景況指数:50.2(予想:50.6、8月:51.1)
・米・8月建設支出:前月比+0.7%(予想:+0.5%、7月:+0.4%←+0.7%)

《KK》

 提供:フィスコ

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