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【通貨】NY為替:ドル・円は119円91銭、良好な米ADP雇用統計を好感しドル上昇


30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円30銭まで上昇後、119円56銭へ反落し119円91銭で引けた。米国の9月ADP雇用統計が予想を上振れたことや、上院が暫定予算案を可決したため政府機関閉鎖が回避されるとの期待が高まったことで、一時ドル買いが強まった。しかし、その後、9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外に50割れ(活動の縮小を示す)に落ち込んだことを嫌気して、ドル売りが再燃した。


ユーロ・ドルは、1.1211ドルから1.1158ドルへ下落し、1.1175ドルで引けた。ユーロ圏のインフレがマイナスに落ち込んだため、欧州中央銀行(ECB)による量的緩和(QE)拡大の思惑に伴うユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、134円79銭から133円60銭へ下落した。


ポンド・ドルは、1.5193ドルから1.5108ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9736フランから0.9775フランまで上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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