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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】自民・あいさわ議員:中国は世界の常識を超える条件を提示する


自民党のあいさわ議員は「考えられないです。インドネシアの高速鉄道計画。二転三転の末 結局インドネシアは中国案を採用決定。政府の財政負担や債務保証伴わず事業が実施出来るからと。しかし今日迄の経緯を考えると信じ難い結論。中国は世界の常識を超える条件を提示する。しかしこれが現実。戦略練り直しです。」とツイート(9/30)。

報道によると、日本側は安全性をアピールし、新幹線方式の受注努力を続けていたようだ。ただし、8月12日にインドネシアのジョコ大統領が新幹線を推す貿易相を更迭している。更迭の詳しい事情はわからないが、この時点で新幹線方式の受注は厳しくなったと見るべきだろう。中国はユーラシアにおけるインフラ投資事業を積極的に推進していくことから、今後も受注競争で日本が中国に負けることが頻繁にあるかもしれない。株式市場にとっては望ましくない展開である。

《MK》

 提供:フィスコ

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