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【市況】欧州大手証券、自動車セクターに弱気見解、割安感は高まっていないとも

 UBS証券の自動車セクターのリポートでは、主要市場の期待値は下方修正が続くリスクが高く、為替を除いた利益期待値は低下トレンド持続を予想。16年度以降の業績拡大可能性を示せなければ短期業績の好調さもポジティブとはなりにくいとみて、フォルクスワーゲン問題に関して株式市場のネガティブな反応は、「収益トレンドのピークアウトを背景にした売るきっかけ探しの側面が強い」としながらも、ネガティブ要因は今後も増加する可能性があり、株価の割安感は高まっていないと解説。
 セクター全体に弱気スタンスを継続。個別では日産自動車<7201>の「バイ」とスズキ<7269>、富士重工業<7270>の「セル」を継続している。
《MK》

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