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【材料】三益半導が後場急上昇、自社株TOBと第1四半期好決算を好感

 三益半導体工業<8155>が後場急上昇。午後1時に150万100株(発行済み株式数の4.23%)を上限とする自社株買い(うち150万株を上限に1株1000円でTOB)と第1四半期(6~8月)決算を発表しており、これを好材料視した買いが入っている。自社株買いの取得期間は9月28日から11月30日までで、うちTOBの買付期間は9月28日から10月26日まで。これによる需給改善への期待感から買いが入っているようだ。
 一方の第1四半期単独決算は、売上高143億4300万円(前年同期比29.9%増)、営業利益10億5000万円(同44.2%増)、純利益6億7500万円(同34.8%増)だった。スマートフォンや自動車向け中心に半導体シリコンウエハー需要が好調に推移。また、自社開発品の拡販に努めたことも貢献した。
 なお、16年5月期通期業績予想は、売上高530億円(前期比7.4%増)、営業利益35億円(同37.0%増)、純利益22億円(同29.6%増)の従来予想を据え置いている。

三益半導の株価は14時20分現在1106円(△57円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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