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【材料】STUDIOUS---東京発ファッションを発信するセレクトショップを運営


STUDIOUS<3415>は、日本発・東京発ファッションスタイルを発信する次世代セレクトショップ「STUDIOUS」を運営している。2008年に原宿で設立、設立7年で東証マザーズ市場に上場を果たした。社名の由来はファッションに対してstudy(熱心に、夢中に)。

セレクトショップ「STUDIOUS」は、20~30代のファッション感覚に敏感な世代をターゲットにしている。東京を中心とした拠点で活躍するデザイナー・製造業者と組むことで、消費者ニーズを迅速に反映した高品質の商品を提供。取扱う東京発ブランドは、創業当初の6ブランドから現在は200ブランド超に拡大させた。東京発ブランドの取扱数でいえば業界随一。自社独自のオリジナル商品(全て日本製)も多く、売上に対する比率で5割に相当する。

店舗展開は実店舗16店舗(都心部に限定)、EC2店舗。2015年2月期における売上高比率は実店舗68%、EC32%となっている。既存業態の拡大に加え、新業態の展開によるトップラインの成長を模索。具体的には、現在8店のウィメンズ取扱い店舗を拡大させ、将来的にはウィメンズ販売比率5割を目指す。また、今年6月には「STUDIOUSWomens渋谷店」でインバウンド比率が3割に到達した(前年同月は1割弱)。同社で取扱うブランドに対する評価が高まるなか、アジアを始めとした海外出店による事業拡大も計画している。

足元の業績は、2016年2月期第1四半期(15年3-5月)決算は、売上高が12.39億円、営業利益が同1.17億円、経常利益が1.17億円、四半期純利益が0.73億円(2015年9月上場のため前年同期比較なし)。

16年2月期通期については、売上高が前期比33.7%増の59.76億円、営業利益が同2.1%増の6.41億円、経常利益が同2.1%増の6.40億円、純利益が同2.9%増の3.96億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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