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【市況】24日の中国本土市場概況:上海総合0.9%高で反発、政策期待が支え


24日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.80ポイント(0.86%)高の3142.69ポイントと反発した。上海A株指数は28.09ポイント(0.86%)高の3291.81ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.10ポイント(0.68%)高の312.07ポイント、深センB株指数が8.10ポイント(0.78%)安の1024.82ポイントで引けた。

政策期待が支え。訪米中の習近平・中国国家主席が23日、「長期的に比較的高水準の経済成長を維持することが可能」と自信を示したことが好感された。中国製造業PMIの悪化を示すデータが昨日明らかにされるなか、景気テコ入れの動きが加速すると期待されている。

業種別では、インフラ関連株がしっかり。ゼネコンの中国鉄建(601186/SH)が1.6%高、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が1.9%高で引けた。自動車株やメディア関連株も高い。ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が4.8%、ケーブルネットワーク設置・管理の吉視伝媒(601929/SH)が6.7%ずつ上昇した。バイオ関連株やITハイテク株、不動産株、資源・素材株、消費関連株もしっかり。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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