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【通貨】9月23日のNY為替概況


 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円54銭まで上昇後、120円05銭まで反落し120円20銭で引けた。

民間マークイットが発表した米国9月の製造業PMI速報値が悪化予想に反して8月と同水準にとどまったことから一時ドル買いが優勢となった。その後、6年半ぶりの低水準に落ち込んだ中国の製造業指数を受けた世界経済への懸念にリスク回避の円買いが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1115ドルから1.1211ドルまで上昇し1.1200ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの買いに加え、ドラギECB総裁の欧州連合(EU)議会証言においてサプライズなく、又、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が追加量的緩和(QE)に慎重な姿勢を見せたことからユーロのショートカバーが優勢となった。ユーロ・円は133円69銭から134円67銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.5307ドルから1.5221ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9740フランへ下落後、0.9801フランへ上昇した。

[経済指標]・米・9月製造業PMI速報値:53.0(予想:52.8、8月:53.0)

《KY》

 提供:フィスコ

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