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【市況】来週の株式相場見通し=上昇復帰に備え値固め、海外要因が大きく左右

 来週(24~25日)の東京株式市場は、秋の大型連休(シルバーウイーク)明けの2営業日となる。日本が休場中の海外株式市場や外国為替市場の動きが、休み明けの日本株を大きく左右することになりそうだ。日経平均の想定レンジは1万7800~1万8500円とする。
 市場関係者からは「日経平均株価は9日に1300円を超える急騰をみせて、上放れたかに見えたものの、その後は一進一退でチャート面では“三角もちあい”の形状を示している。1万8000円固めの動きが顕著になれば上昇軌道に乗る可能性もある」との見方が出ていた。
 18日の東京株式市場は終始売りが優勢となった。一時下げ渋る場面もあったが、大引けにかけて売り直され、日経平均株価は前日比362円06銭安の1万8070円21銭と4日ぶり急反落した。きのうまでの3日続伸で日経平均株価は合計466円幅の上昇となっていたことの反動に加え、大型連休を前に持ち高調整の売りが目立った。
 日程面では、7月の全産業活動指数、東証が株式売買システム「アローヘッド」を刷新(24日)、8月の消費者物価指数、気象庁の3カ月予報(25日)が焦点となる。
 海外では、米8月の中古住宅販売件数(21日)、米8月の耐久財受注、米8月の新築住宅販売件数(24日)、米4~6月期のGDP確定値、米中首脳会談(25日)に注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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