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【材料】ブランジスタは軟調、大和証券では来期5割増益を予想 上場2日目

 ブランジスタ<6176>は軟調。同社は17日に東証マザーズ市場に新規上場し、この日は売買開始から2日目。前日の上場初日は公開価格を197円(43.8%)上回る647円で初値をつけたが、その後、売りに押され一時、ストップ安となる激しい値動きとなった。この日は、一時前日比36円安の515円の安値まで売られる場面があり、その後、プラス圏に転じたが、買い一巡後は値を下げている。
 旅行をテーマとした主力の「旅色」など電子雑誌の制作・提供を行っている。ネクシィーズ<4346>が親会社で楽天<4755>や幻冬舎などが株主となっている。広告掲載件数が堅調に推移しており、15年9月期の営業利益は前期比35.7%増の3億円の見通し。
 大和証券では17日、「スマートデバイスの普及に伴い出版物の電子化はさらに進み、読者も増加が続くとみられる」と指摘。広告掲載収入や電子雑誌の制作受託の増加が進むと予想しており、16年9月期の営業利益は今期推定比50%増の4億5000万円と予想している。

ブランジスタの株価は13時59分現在538円(▼13円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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