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【通貨】東京為替:ドル弱含み、米利上げ見送りで売り継続


18日午前の東京外為市場で、ドル・円は弱含んだ。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ見送りを決めたことを背景にドル売りが続いた。


FRBは16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行水準に据え置くことを決めた。ただ、年内利上げの可能性は残した。FOMCの発表を受け、ドル・円は121円付近から119円80銭まで値を下げた。


東京市場でもドル売り・円買いの流れが続き、ドル・円は日経平均株価の下げ幅拡大を受け、一時119円65銭まで売られた。その後、日経平均の下げ幅縮小を意識してリスク回避的なドル売りはやや後退した。


ただ、ランチタイムの日経平均先物や上海総合指が軟調地合いとなっていることから、ドル・円は午後の取引でも弱含みが続く見通し。


一方、ユーロ・ドルは上げ渋り、1.1390ドルから1.1435ドル、ユーロ・円は伸び悩み、136円58銭から137円31銭で推移。

【要人発言】
・麻生財務相
「日本国債格下げ、いちいちコメントすることではない」

《TY》

 提供:フィスコ

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