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【特集】MonotaRO Research Memo(12):韓国に子会社、米国・欧州は親会社へノウハウ提供で海外展開


■事業概要

(3)海外事業

a)韓国子会社NAVIMRO
唯一の連結子会社である韓国NAVIMRO社は2013年4月から「モノタロウ」と同様の間接資材ECサイトの運営を開始した。2014年通期は当初計画を76%上回る成長をみせたが、2015年上期は売上計画未達成(2Q累積売上9億円)だった。成長軌道ではあるが単月黒字化には至っていない。

b)米国及び欧州でのロイヤリティビジネス
2010年に親会社である米国グレンジャー社が間接材EC会社Zoro Tools創立し、1年4ヶ月後に黒字化を果たした。MonotaRO<3064>はノウハウをZoro Tools社に提供し、売上高に応じた金額をロイヤリティとして受け取っている。同様のビジネスモデルは欧州でも展開されている。

c)東南アジアへの輸出
2013年10月に英語サイトを開設、東南アジアなど31ヶ国(2015年1月現在)を対象に、日本の物流センターから輸出している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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