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【市況】11時時点の日経平均は3日続落、NTTドコモが9%を超える下落


11時00分現在の日経平均株価は18210.79円(前日比53.43円安)で推移している。前週末11日の米国市場では、経済指標の市場予想下振れで利上げ観測が後退し、NYダウが102ドル高となった。こうした流れを受けて日経平均も76円高からスタートしたが、目立った材料に乏しいうえ、14-15日の日本銀行・金融政策決定会合や16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え買い手控えムードが強まっており、寄り付き後にマイナスへと転じた。前場はおおむね18150円-18250円レンジでのもみ合いとなっている。

個別では、トヨタ自<7203>、東電力<9501>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>などが軟調。NTTドコモ<9437>が9%を超える下落となっているほか、ソフトバンクグ<9984>、NTT<9432>、KDDI<9433>など通信大手の下げが目立つ。また、ディップ<2379>が商いを伴って16%安と急落、東証1部下落率トップに。その他、NTTドコモ、東洋炭素<5310>、電算システム<3630>などが下落率上位となっている。一方、アルプス<6770>、サイバーエージ<4751>、日東電<6988>、富士重<7270>、川崎汽<9107>などが堅調。日本電産<6594>が4%超、NTTデータ<9613>が5%超の上昇に。また、SKジャパン<7608>、ザッパラス<3770>、ゲオHD<2681>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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