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【市況】東京株式(寄り付き)=中国経済懸念をこなし買い優勢

 14日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比76円高の1万8341円と反発。中国経済の先行き不透明感に対する投資家の不安心理が払拭しきれないほか、今週16~17日に予定している米FOMCでの利上げに対する警戒感が上値を押さえているが、足もとは値ごろ感からの押し目買いが優勢。中国が13日に発表した経済指標は固定資産投資などの伸び率の鈍化が確認され、中国関連株を中心に逆風が意識されやすい場面。ただ、前週末にメジャーSQを通過したこともあって、日経平均のボラティリティはやや低くなる可能性があり、下値では投資家の実需買いも入りやすい。為替が120円台半ばで比較的落ち着いた動きとなっていることもプラスに作用しよう。寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種前後が高い。 値上がり上位に電力ガス、海運、ゴム製品、金属製品、ガラス土石など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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