【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … アゼアス、コーセル、シーシーエス (9月9日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ミライアル <4238>
16年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比11.6%減の6億円に減った。
▲No.3 コーセル <6905>
16年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比16.5%減の9億円に減り、6-11月期(上期)計画の19.8億円に対する進捗率は45.7%にとどまり、5年平均の52.5%も下回った。
▲No.4 トーエル <3361>
16年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比14.4%減の3.3億円に減り、5-10月期(上期)計画の4.9億円に対する進捗率は5年平均の74.2%を下回る69.0%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4238> ミライアル 東1 -3.61 9/ 9 上期 -11.64
<6669> シーシーエス JQ -2.46 9/ 9 本決算 13.16
<6905> コーセル 東1 -2.04 9/ 9 1Q -16.51
<3361> トーエル 東1 -1.16 9/ 9 1Q -14.43
<3161> アゼアス 東2 -0.92 9/ 9 1Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース