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【経済】中国経済、ハードランディングに陥ることはない=GS


ゴールドマン・サックス証券(GS)のアジア太平洋地域事業・会長マーク・ シュワルツ氏はこのほど、中国の株式市場が6月の高値から40%下落し、中国経済も減速圧力に直面していると指摘した。ただ、中国経済がハードランディング(硬着陸)に陥ることはないとの見方を示した。

マーク氏は、中国が国有・国家主導の経済システムから市場経済への転換を経験している最中で、こうした構造改革が経済の減速をもたらすことが必然的だと強調した。今年上期の成長率は7%となり、過去の2ケタ成長から大幅に鈍化しているものの、引き続き高成長といえると指摘した。また、成長モデルの転換は10年あるいは20年の時間が必要としており、成長率が5-6%以上なら中国政府が構造改革を継続すると予測。さらに、財政出動など中国政府には安定成長を維持するための手段がいくつか残されており、中国経済のハードランディングは現時点では考えにくいだとの見方を示した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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