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【通貨】あす(8日)の為替相場見通し=日中経済指標に注目も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、日本と中国の経済指標に関心が集まりそうだ。予想レンジは1ドル=118円80~120円00銭。米8月雇用統計を受けた展開が注目された7日の東京市場は、119円30銭前後で一進一退。9月の米利上げには依然不透明感が残り、積極的な売買は手控えられた。今晩は米国がレイバーデーで休場ということもあり、市場参加者が限られる状態にある。こうしたなか、あすは国内では4~6月期国内総生産(GDP)の改定値の発表が予想されている。市場では前期比年率1.8%減との見方がある。また、中国では8月貿易統計が公表される。中国経済の実態を知るうえで有用な指標との見方があり、結果への関心は高い。市場では480億ドル前後の黒字とも予想されている。日中の経済指標がともに、市場予想の範囲内となった場合は119円中盤での一進一退が続く可能性がありそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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