市場ニュース

戻る
 

【材料】海運株が軒並み安、バルチック指数の下落続く

 日本郵船<9101>が6日続落で昨年11月以来の300円大台割れとなったほか、商船三井<9104>も新安値、NSユナイテッド海運<9110>なども売られ、海運株が総じて安い。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前週末時点で16ポイント安の875と下落基調に歯止めがかからない。世界株式変調が本格化した8月18日以降、バルチック指数が前日比プラスだった日は9月1日のわずか1日だけであり、世界的なリスクオフの流れと合致している。中国経済やアジア新興国経済の先行き不透明感が荷動きの重さに反映されている格好で、海運株も目先見切り売りが続いている状況だ。

郵船の株価は14時28分現在299円(▼3円)
商船三井の株価は14時28分現在322円(▼2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均