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2015年09月04日15時31分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):マーベラス、くら、スクエニHD、NTTデータ

■マーベラス <7844>  1,071円  +69 円 (+6.9%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 3日、マーベラス <7844> が発行済み株式数(自社株を除く)の3%にあたる160万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月7日から9月18日まで。

■くらコーポレーション <2695>  3,585円  +185 円 (+5.4%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 くらコーポレーション<2695>が逆行高。同社はきのう引け後、15年10月期第3四半期(14年11月~15年7月)累計決算を発表。連結売上高が前年比7.3%増の773億6600万円、営業利益は同8.3%増の43億3500万円となった。会社側では、5月は、「7種の魚介だれ『すしやのうな丼』」、うなぎを2枚のせた「すしやの特上うな丼」を昨年と同じ価格で販売し、ネット通販での「うなぎの蒲焼き」の売り上げも含み、うなぎ販売額が過去最高を記録したと報告。7月に発売した「すしやのシャリカレー」は会社計画を上回るスタートを切ったとコメントしている。

■セイコーHD <8050>  700円  +35 円 (+5.3%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 セイコーホールディングス<8050>が逆行高。欧州大手証券では、「時計は国内のインバウンド需要が牽引し、高付加価値品を中心に販売が好調」と指摘。「海外は現在ブランド力を強化中、欧州では効果が出始めており、今後他地域での貢献に期待したい」として、課題事業のHDD部品/DSC用シャッタについては、「構造改革が進展、赤字脱却が見えてきた」と解説。バリュエーションは業界内で低水準にあることから、「株価にアップサイドが期待できる」と考え、レーティング「アウトパフォーム」でカバレッジを開始。目標株価を920円に設定している。

■福田組 <1899>  1,137円  +35 円 (+3.2%)  本日終値
 福田組<1899>は全般相場が波乱展開となるなかで頑強な動きをみせている。建設株は内需セクターで海外要因に左右されにくい強みをもつほか、官庁からは国土強靭化関連、民間では都市再開発に絡む受注という官民2つの需要に支えられている。また、2027年開業に向けてリニア中央新幹線というビッグプロジェクトが同時並行で走っていることも大きい。同社は新潟に本拠を置くが、関東や中部など県外にも営業展開し、官庁の大型土木工事や都市圏の商業施設の受注など好調な収益環境を享受している。12年12月期から毎期増配を続け、15年12月期は4期連続増配で前期比3円増配の10円を計画している。

■クラリオン <6796>  297円  +8 円 (+2.8%)  本日終値
 クラリオン<6796>が大幅続伸。きょうは、欧州大手証券の新規カバレッジが確認されており、買い手がり材料視されている。同証券は、クラリオンの目標株価430円、投資評価「アウトパフォーム」(潜在リターン+49%)でカバレッジを開始している。その背景として、強い業績モメンタム、日立製作所<6501>との連携による開発・コスト構造面でのメリット、走行支援分野の実用化に伴う中期的な利益成長期待を挙げている。

■大林組 <1802>  1,046円  +18 円 (+1.8%)  本日終値
 国内有力証券では、「日本株は市場が落ち着きを取り戻せば、徐々に企業のファンダメンタルズを重視した相場に回帰していく」と指摘。8月の世界的な波乱相場の中、着実に業績の市場予想を切り上げていた銘柄をスクリーニングして、「株式市場が落ち着きを見せれば、こうした銘柄群は株価見直しの動きを強める」と解説。『波乱相場の中、業績予想が切り上がった注目銘柄』として、同業他社に比べ出遅れ感のある大林組<1802>、PBRに割安感がある関電工<1942>、企業の旺盛な人材需要を背景に好業績が期待されるテンプホールディングス<2181>、アナリスト予想の通期経常利益が直近1カ月で約10%増加しているカネカ<4118>などをピックアップしている。

■スクエニHD <9684>  3,145円  +30 円 (+1.0%)  本日終値
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が続伸。3日の取引終了後、傘下のスクウェア・エニックスが同日から、ディズニーの世界を冒険する「キングダム ハーツ」シリーズ初のスマートフォンアプリ「KINGDOM HEARTS Unchainedχ(キングダム ハーツ アンチェインド キー)」の正式サービスを開始したと発表しており、新タイトルによる業績への貢献を期待した買いが入っている。新ゲームは、タップやスワイプなど、スマホならではのお手軽操作でディズニーのワールド探索や爽快なバトルを楽しめる「キングダム ハーツ」シリーズ初のスマートフォン向けアプリ。プレイヤーは、“キーブレード使い”となって、キーブレードの強化やキャラクターメダルの収集を行い、さまざまなスタイルに合わせてディズニーの世界を探索することができるという。

■阪急阪神 <9042>  737円  +5 円 (+0.7%)  本日終値
 SMBC日興証券が3日付で阪急阪神 <9042> の投資判断「3(弱気)→2(中立)」に引き上げ、目標株価を610円→800円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、都市交通、エンタテインメント・コミュニケーション、ホテルなどの好調を背景に、16年3月期の営業利益は会社計画を大幅に上振れすると予想。また、今期から見直された株主還元方針(総還元性向25%を目安)に基づき年間40億~50億円規模の自社株買い実施が期待できるとしている。

■NTTデータ <9613>  5,630円  +30 円 (+0.5%)  本日終値
 NTTデータ<9613>、オービックビジネスコンサルタント<4733>、野村総合研究所<4307>などマイナンバー関連株に買いが集まっている。国民一人ひとりに12ケタの番号を割り振り、年金、医療、納税などの行政手続きを一つの共通番号で効率的に管理するマイナンバー制度の付番・通知が1カ月後に迫っている。番号の利用範囲を広げる改正法が前日に成立したが、中小企業を中心に企業側の準備の遅れが指摘されるなか、システム構築や管理を手掛ける銘柄の商機拡大が再び物色テーマとして浮上している。システム対応に伴う市場規模としては向こう5年間で2.5~3兆円に達すると予想されているほか、番号の民間開放が想定される19年度以降には、経済波及効果にして20兆円以上という巨大市場が試算され、情報サービス関連企業の将来的な成長余地が改めて注目されそうだ。

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