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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 18,000円~18,300円。 

 米ダウ平均は、上海市場が抗日戦争勝利記念日のために休場となり、中国発のネガティブな材料が無かったことや、欧州市場が堅調だったことを好感し買いが先行。ただ、雇用統計発表を控え後半は様子見姿勢から大きく失速。その影響でシカゴの日経平均先物も、現物の日経平均に比べ40円程度の値上がりに留まっていることから、東京市場は売り買い拮抗から18,200円前後での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、週末のポジション整理と米雇用統計発表、そして中国情勢の落ち着きどころが見通せないことにより、シュートポジションの買戻し以外の新規需要は期待が薄く、マーケットの上値は概ね重く推移する公算で、本日も先物主導による乱高下が警戒されるだろう。

 テクニカル的には5日移動平均線(18,303円前後)が目先の抵抗線となり、ここを抜けてもボリンジャーバンドの-1σ(18,563円前後)に頭を抑えられるだろう。下値は心理的節目である18,000円が当面のメドとなりそうだ。

 新興市場では、ジャスダック平均がボリンジャーバンド-1σ(2,522ポイント前後)~-2σ(2,400ポイント前後)のレンジ内取引が想定される。ただ、東証1部からリスクマネーが避難してくれば-1σ突破の可能性は十分ある。マザーズ指数は、一目均衡表の転換線(750ポイン
ト前後)が下値支持線に、基準線(818ポイント前後)が抵抗線として意識されるだろう。
 
 本日の予想レンジ 18,000円~18,300円。(ストック・データバンク 編集部)

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