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【市況】-1σ水準辺りへのリバウンドも意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 2日のNY市場は上昇。8月ADP雇用統計が堅調となったことが好感されたほか、昨日の大幅下落を受けた値頃感から買いが先行。地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気拡大が示されたことをきっかけに、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。ダウ平均は293.03ドル高の16351.38、ナスダックは113.87ポイント高の4749.98。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の18305円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、買い先行の展開になろう。その後は、前日の価格上限レベルでのこう着になりそうである。上値は5日線が抵抗として意識されやすいほか、ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ推移が続いており、バンドが下降する中でトレンド転換は期待しづらいところ。ただし、中国が休場となるなかで、仕掛け的な売買も限られると考えられ、買戻し優勢となれば、-1σ水準辺りへのリバウンドも意識される。18100-18500円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 18500円-下限 18100円

《TM》

 提供:フィスコ

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