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【特集】FJネクスト Research Memo(11):業界のリーディングカンパニー、CSRにも積極的


■CSR、情報セキュリティへの取り組み

FJネクスト<8935>は業界を代表するリーディングカンパニーとして、社会的責任活動や環境対応にも積極的に取り組んでいる。具体的には、LED照明や環境配慮合板(産地国の行政府から造林の許可を得た森林から供給された持続可能な木材など)、新素材ハイブリッド壁紙(一般的なビニールクロスに比べて、生産過程でCO2排出量を56%削減するとともにシックハウスの原因物質を使用しないもの)、省エネ基準対応のエアコン(標準装備)、節水トイレなどの採用を実施している。

また、環境省が推進する地球温暖化防止運動「Fun to Share」に参加し、クールビズ、ウォームビズの実施、オフィス照明のLED化、ビニール傘の有効利用(使わない置き傘を社内で共有利用)、社内文庫の設置(読まなくなった本、雑誌を社内文庫としてリサイクル)など社内エコ活動を推進している。また、赤城自然園の環境保全活動のサポートや発展途上国(アフリカやアジア地域)での植林も行っている。

一方、個人情報管理を含めた情報セキュリティの強化は、同社にとって最大の社会的責任として取り組んでおり、2006年11月には情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO/IEC27001」の認証を取得するとともに、PDCAサイクルを回すことによる厳正な管理体制の構築を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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