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【材料】ミネベアが安値更新後反発、欧州大手は「短期的には厳しい」との見方も、買い推奨継続

 ミネベア<6479>が年初来安値更新後に反発。売り優勢のスタートとなり、前日比30円安の1350円で寄り付いたものの、その後は指数に歩調をあわせる形で上昇。高いところでは1429円まで買われる場面があった。
 欧州大手証券では、ボールベアリングに関して、「マクロの減速はリスクとして注視すべきだが、用途の拡大を背景に安定成長が継続している」と推察。LEDバックライトでは、中国スマホ市場の減速の影響や北米向けでは出荷タイミングの遅れで「会社予算に対しては未達傾向」とみて、台湾競合が7月から出荷を開始した事に関しては、「ミネベアの量産力や供給実績をふまえれば高シェアが継続する」と解説。
 レーティングは「バイ」を継続するものの、「短期的には厳しい」とみて、目標株価を2700円から2000円に引き下げている。
《MK》

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