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【通貨】外為サマリー:1ドル120円50銭台に下落、日経平均急落で売り先行に

 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=120円51銭前後と前日午後5時時点に比べ67銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=135円93銭前後と同1銭のユーロ高・円安と横ばい圏で推移している。
 ドル円相場は午後に入り売り先行の展開。特に、日経平均株価は午後に入り下げ幅を拡大し、引けにかけ700円を超す下落となると一段とドル売り・円買いが膨らんだ。この日発表された8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想と同水準だった。また、8月の財新・中国PMIも速報値から上方修正された。ただ、いずれも好不況の分かれ目となる50を割り込んでおり、中国経済の先行き不透明感は払拭されなかった。
 今晩のニューヨーク市場の動向が注目されており、NYダウが下落するとドル安・円高が進む可能性がある。また、8月ISM製造業景況感指数の内容が市場の注目を集めている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1279ドル前後と前日に比べ 0.0063ドルのユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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