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【材料】オイレス工業が大幅反落、国内大手証券が投資妙味に乏しい局面との見解

 オイレス工業<6282>が大幅反落。全面安商状の中、前日比93円(4.9%)安の1803円まで売られている。同社については、国内大手証券のネガティブなレポートが観測されている。
 リポートでは、オイレスに対する業績予想を下方修正しながらも、レーティングは「ニュートラル」を継続している。「ニッチだが高採算な軸受機器(滑り軸受)への高評価は不変」などとしながらも、構造機器は、橋梁用が物件数の減少、建物用が過当競争(25社超の競合先)といった構造的な問題を抱えているなどと指摘し、2016年3月期全社業績は、上期・通期ともに第1四半期決算時に下方修正された会社予想を未だ下回ると同証券では予想していることから、投資妙味に乏しい局面との見解を示し、目標株価は2300円から1800円へ引き下げられた。
《MK》

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