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【市況】独立系調査機関、リターンリバーサルを狙った押し目買いの検討を提案

 独立系調査機関のTIWでは、「中国経済をはじめとした世界的な景気減速懸念が株価下落の直接の引き金だが、株式市場の水準が過熱気味だったことも大きな要因」と指摘。「中国の株式市場は個人投資家層による投機的な水準にあったこと、米国もヒストリカルな株価収益率を超えた水準にあったこと、日本も消費セクターなど加熱水準にあったこと」に着目して、「世界経済の成長鈍化が企業業績にどのように影響してくるのかは予断を許さない」としながらも、日本株については「短期的には割高感の薄らいだ水準にまで調整」したと解説。
 日経平均妥当レンジを19400~20900円から18650~20050円に引き下げ。「リターンリバーサルを狙った押し目買いを検討したい」として、個別では、良品計画<7453>、富士重工業<7270>、日本電産<6594>、シスメックス<6869>、スタートトゥデイ<3092>、エムスリー<2413>を紹介。「いずれも業績面ではしっかりした会社」と評価している。
《MK》

株探ニュース


最終更新日:2015年08月26日 16時41分

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