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【材料】アイカ工が7日ぶり反発、「5年間で海外買収などに300億円」と伝わる

 メラミン化粧板で国内首位のアイカ工業<4206>が7日ぶり反発。朝方にマイナスに沈み連日で年初来安値を更新する場面があったものの、その後はプラス圏を維持している。寄り付き直後につけた前日比74円(3.1%)高の2471円がきょうの高値。同社については、26日付の日本経済新聞朝刊で「M&A(合併・買収)と設備増強のため、今後5年間で単年の設備投資額の10年分にあたる300億円を投じる」と伝えられた。
 報道によると「2020年開催の東京五輪が終われば、国内で化粧板をはじめ一般住宅向けが伸び悩むのは確実とみて、海外を中心に買収などを進めて競争力の強化を急ぐ」としており、将来の競争力強化につながるとの期待などが株価の下支え材料となっているようだ。
《MK》

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