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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株波乱受けて続急落

 25日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比369円安の1万8171円と大幅続落。中国の景気減速や株安を受け、世界的な株安が止まらない。前日の米国株市場ではNYダウが寄り付き直後に下げ幅が過去最大の1000ドル超の下げをみせるなど暴落、世界株安が加速するなか東京市場でも損失確定の投げ売りが出ている。シカゴ日経平均先物9月物の清算値である1万7810円を意識するかたちで売りがかさんでいる。外国為替市場でも1ドル=116円台前半と円高が急速に進行し輸出主力株には売り圧力が強い。ただ、日経平均は前日までの直近4日間で約2000円の下げを演じており、突っ込み警戒感からの買い戻しも想定される場面だ。東証1部の騰落レシオも75%と売られ過ぎとされる80%を下回っており、売り一巡後は下げ渋る可能性もある。寄り付き時点で業種別では33業種全面安、値下がりで目立つのは鉄鋼、鉱業、石油、海運、繊維、非鉄など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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