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【通貨】東京為替:ドル売り一服、日経平均の下げ幅縮小で


ドルは午前中、対ユーロ、対円で大きく売られたが、足元でドル売りは小休止し、安値圏でもみあっている。ただ、リスク回避の動きは後退しておらず、引き続きユーロと円の買いが見込まれる。


ドルは日経平均株価と上海総合指数が大幅続落となり、リスク回避の動きが強まり、午前から昼すぎにかけて大きく売られ、対円では一時120円73銭まで下落した。一方、ユーロは買いの動きが強まり、対ドルでは1.1499ドルまで上昇。2月5日以来の水準に値を上げた。


日経平均は後場一段安となったが、その後下げ幅を縮小しており、ユーロ買い・ドル売りはいったん収束したもようだ。ただ、リスク回避の動きは弱まっておらず、市場では一段の株安に警戒感を強めている。

【要人発言】
・菅義偉官房長官
「(日経平均1万9000円割れで)経済動向と同時に、中国を含む海外市場の動向を注意深く見守る」(報道)

《TY》

 提供:フィスコ

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