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2015年08月21日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ネクスト、星光PMC、アスクル、シークス

■ネクスト <2120>  775円  +44 円 (+6.0%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 20日、ネクスト <2120> が月次業績を発表。7月の売上高は前年同月比58.1%増となったことが買い材料。伸び率は前月の37.7%を大きく上回った。国内不動産事業者向け事業が同2.9倍、国内不動産情報サービス事業が同23.4%増と好調だったうえ、海外事業は同145倍と急拡大した。

■星光PMC <4963>  1,147円  +43 円 (+3.9%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 星光PMC<4963>は前日のストップ高の余勢を駆って続伸。製紙用薬品を手掛けるが、植物由来の軽量素材であるセルロースナノファイバー関連として、材料株素地が再燃している。前日はNHKニュースなどで環境省がセルロースナノファイバーを開発する実証事業を来年度から始める方針と伝わったことが人気化に火をつける格好となった。昨年3月に1978円まで買われた経緯があり、足の速さと天井の高さが短期資金の注目を呼んでいる。

■アスクル <2678>  4,090円  +105 円 (+2.6%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 アスクル<2678>が全般波乱相場のなかで急反発。オフィス用品通販の先駆で自社株買いに伴いヤフー<4689>の持ち株比率が高まり、国際会計基準(IFRS)上ヤフーの連結子会社となることから営業展開力増強される見通し。21日付で、SMBC日興証券名義などで5.64%の大量保有報告が開示された。業績も好調、16年5月期は個人向けサービスの「LOHACO(ロハコ)」などの拡大が寄与し、2ケタ営業増益基調が続く見込み。

■シークス <7613>  3,150円  +50 円 (+1.6%)  本日終値
 シークス<7613>の3100円台の株価は第1四半期の好決算を評価すれば見直し場面と判断したい。世界中から部材を調達し、電子基板への回路実装を中心に、モジュール、一部完成品を世界各国の自社工場と提携工場で製造する「EMS」で高成長している。国内外で車載関連機器用部材が増加し、今15年12月期は第2四半期累計(1~6月)の連結営業利益で39億6500万円(前年同期比69.8%増)と大幅増益を計上、進捗状況から通期予想である73億円(前期比17.1%増)は上方修正期待が高まる。メキシコなどの新工場を通じて自動車ランプなどを制御する電子基板の増産も進めており、この効果にも期待。

■九州電力 <9508>  1,473円  -108 円 (-6.8%)  本日終値
 九州電力<9508>が大幅6日続落。この日、11日に再稼働させたばかりの川内原子力発電所1号機の復水ポンプ付近でトラブルがあり、きょう予定していた出力上昇を延期すると発表しており、再稼働間もないトラブルを嫌気した売りが出ているようだ。現在、電力出力75%調整運転を行っており、25日には原子炉の熱をフル出力する「定格熱出力一定運転」を予定していたが、これも延期する見通しだ。

■ラオックス <8202>  464円  -34 円 (-6.8%)  本日終値
 インバウンド関連株が連日の下落。ラオックス<8202>が一時7%安で5日続落、オリエンタルランド<4661>も4日続落、日本空港ビルデング<9706>も3日続落と下値を探る展開となっている。NYダウの大幅安で地合いが悪化し、利益確定売りが膨らんでいるほか、中国株安で中国人観光客の「爆買い」需要への先行き不安も膨らんでいる。この日の中国上海株の動向などで、インバウンド関連株の値動きも左右されるとみられている。

■ファンケル <4921>  1,684円  -123 円 (-6.8%)  本日終値
 ファンケル<4921>が5日続落、一時前日比130円安の1677円まで売られている。同社は20日の取引終了後、7月度の月次売上高を発表、連結での合計は前年同月比13.0%増となった。その内訳では、化粧品が同11.4%増、栄養補助食品が同18.5%増、その他が同5.1%増となっている。各部門とも好調に推移しているが株価は全般の地合い悪から軟調な展開。

■双葉電子工業 <6986>  1,722円  -125 円 (-6.8%)  本日終値
 双葉電子工業<6986>が6日続落。株価は一時、前日比144円安の1703円まで売られた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は20日、同社株の目標株価を2800円から2500円に引き下げた。レーティングは「オーバーウエート」を継続した。ウェアラブル向け有機ELディスプレイ(OLED)の売上高は横ばい基調となり、「いったん小休止した印象」と指摘している。同社のOLEDパネル事業はウェアラブル向けフィルム型と車載向け平板型を有している。ウェアラブル向けはリストバンド用途を中心に伸びてきたが、今後の需要見通しを見極める時期に差し掛かったとみている。ただ、車載向けは順調に拡大しているとしている。

■アイネス <9742>  1,046円  -58 円 (-5.3%)  本日終値
 アイネス<9742>が反落。売り気配で始まり、安いところでは、前日比64円安の1040円まで売られる場面があった。きょう付の日経産業新聞では、同社は、中小企業、自治体、金融機関向けに「インターネット上で批判が連鎖的に広がる『炎上』を早期発見するソフトの提供を月内に始める」と報道。「ツイッターなどから、指定したキーワードを含むつぶやきや書き込みを自動で集め、時系列に表示する」と報じているものの、全面安の影響で、株価は軟調に推移している。

株探ニュース

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