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【材料】米系大手証券は医薬品株のバリュエーション調整を警戒、トップピックは中外製薬

 モルガン・スタンレーMUFG証券の医薬品セクターのリポートでは、「2015年末に向け、国内の制度改革・価格圧力のネガティブニュースは確実に増える」と指摘。「新薬銘柄の潜在成長力への影響は限定的」と考え、「業界全体の重石になる可能性は高い」との見方で、業界平均PER38倍は、TOPIXの17~18倍を大きく上回っているため、「今後はネガティブニュースに呼応する形でバリュエーション調整が考えられる」と解説。
 次の株価回復局面は、医療制度改革の織り込みが完了する年末・年初と考え、業界投資判断「インライン」を継続。推奨順位を、中外製薬<4519>、アステラス製薬<4503>、協和発酵キリン<4151>、小野薬品工業<4528>、科研製薬<4521>、参天製薬<4536>の順に設定している。
《MK》

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