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【材料】ザインが大幅反発、ZMPフォーラムでSVMの新技術を発表へ

 ザインエレクトロニクス<6769>が大幅反発。この日の朝方、ZMP<7316>(東京都文京区)が主催する第7回ZMPフォーラム(8月25~27日開催)にプラチナスポンサーとして協賛するとともに、当社のサラウンドビューモニター(SVM)新技術を発表することにしたと発表しており、新技術への期待感から買いが入っている。

 同社が開発している車載用SVM技術は、車体などの前後左右に取り付けられた4つのカメラにより撮影された映像を、低コストかつ高速に、車体上部の視野から、鳥瞰(ちょうかん)して見た映像に構成し直す技術。独自の視点変換アルゴリズムにより低コスト化と高速描画を実現し、システムに必要なメモリー容量を従来の4分の1から3分の1程度へと抜本的に削減するとともに、撮像から描画への遅延時間の削減を可能にしたのが特徴で、これにより高性能SVMシステムを、高級車だけでなく軽自動車・中級車にも適用できるようにしている。自動車などの物体検出も可能。モニター画面で周囲の状況を見て確認すると同時に、SVMシステムが物体の存在を知ることで運転者へ警告することができるなど、インテリジェントな応用が可能であるとしており、注目が高まっているようだ。

ザインの株価は9時31分現在1391円(△81円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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