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【材料】あらた---第1四半期は大幅増益決算、業態別では主力のドラッグストアが大きく伸びる


あらた<2733>は6日、2016年3月期第1四半期(15年4-6月期)の決算を発表。売上高は前年同期比10.5%増の1690.42億円、営業利益は同744.2%増の15.27億円、経常利益は同793.0%増の15.82億円、四半期純利益は前年同期の収支均衡に対して9.20億円となった。

カテゴリー別では、全カテゴリーが増収となったが、紙おむつなどの紙製品、ペット用品などのカテゴリーの伸び率が特に高まった。業態別ではCVSを除いて増収となり、とりわけ、主力のドラッグストアの伸びが高まっている。拡大するインバウンド需要などを順調に取り込んだものとみられる。

2016年3月期通期業績は、売上高が6430.00億円で前期比0.7%増、営業利益が42.50億円で同72.6%増、経常利益が43.00億円で同74.2%増、当期純利益が19.00億円で同68.9%増と予想。従来予想を据え置いている。

8月5日には第2四半期(15年4-9月期)の収益予想を上方修正している。営業利益は従来予想の17.00億円から22.00億円に、四半期純利益は8.70億円から11.50億円に増額修正。上方修正した第2四半期予想に対して、第1四半期の進捗率は高く、さらに、通期予想は期初予想を据え置いているため、今後も上方修正の余地は大きいと考えられる。

《SF》

 提供:フィスコ

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