市場ニュース

戻る
 

【材料】日本和装---手厚い授業へ教室運営を見直し、業績は黒字転換へ


日本和装<2499>は和服の販売仲介を展開している。「無料きもの着付教室」を入口にした着物販売仲介業が主軸。

4月30日に発表された2015年12月期の第1四半期(1-3月期)決算は、売上高が前年同期比25.4%減の1,003百万円、営業損失が2.2億円(前年同期は433百万円の赤字)となった。春の教室から、顧客一人ひとりが手厚い授業を受けられる、個別指導の体制を整えており、これまでよりも1クラスあたりの受講生を少人数(6名以内)にして開講している。また、春の「無料きもの着付教室」の受講生募集に係る広告宣伝費は、これまで第1四半期に計上されてきたが、広告代理店との契約を見直して年間契約とし、契約書に基づいた第1四半期における経費負担額を計上した結果、赤字の縮小につながっている。

2015年12月通期の予想は売上高で前期比12.9%減の5,030百万円、営業利益で50百万円(前期は294百万円の赤字)と黒字転換が見込まれている。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均