市場ニュース

戻る
 

【材料】日本コークス工業---安定配当という状況下において利回り2.54%


日本コークス工業<3315>はコークス事業を柱に、石炭、化工機、資源リサイクルなどを展開。コークスとは石炭を蒸し焼きにした燃料であり、鉄鉱石から鉄を造るための還元材・熱源等として、また非鉄金属類の精錬に欠かせないものである。

2016年3月期は売上高で前期比3.6%増の1,055億円、経常利益で同18.9%減の50億円が見込まれている。原料炭価格の下落が止まらず、安価中国産輸出コークスの影響も続き、原油価格下落による副産物価格の低下等、事業環境は厳しい状況が続く見込み。

ただし、2015年3月期は下半期にかけて利益が回復した面もある点は注目される。また、安定配当を続けている状況下、配当利回りが2.54%であることも評価される。

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均