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【経済】中国:現代自SUVが自然発火、販売ディーラーに賠償命令


広西チワン族自治区で購入後わずか2年の韓国車が突然発火し、原因はエンジン系統
の問題であるとして購入者がディーラーに損害賠償を求めていた裁判の第2審(終
審)がこのほど行われ、ディーラー側に24万人民元(約460万円)の支払いを命じる
判決が下された。中国新聞網が19日付で伝えた。
発火した車は、現代自動車のSUV「サンタフェ」。2011年12月に柳川市に住む蘇州
さんが市内の輸入車ディーラー・卓源自動車販売から購入した。14年1月に団地内に
駐車していたところ、突然発火し、ほとんどが焼けたという。
それまでの25カ月間の走行距離は3万8500キロで、ディーラーの保証期間(5年・
10万キロ)内にあるため、蘇さんは賠償責任はすべてディーラー側にあると主張して
いた。第1審では、蘇さんが鑑定機関の査定書類を提出しなかったことを理由に、こ
の主張が却下された。しかし今回の第2審では、購入代金全額の24万人民元の支払い
がディーラーに命じられた。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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