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【通貨】来週の為替相場見通し=米GDP速報値など注目

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和とギリシャの総選挙実施を経た後の適正水準を探る展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=117円30~119円80銭、1ユーロ=131円80~135円80銭。ギリシャ総選挙については、不透明部分が多いものの、ユーロ離脱までに至るシナリオを描く向きは多くなく、一定線で落ち着くことが予想される。欧州絡みのビッグイベントが一巡すれば、市場の関心は再度、米国経済に向かおう。27~28日にかけての米連邦公開市場委員会(FOMC)では、大きな政策の変更はないとみられる。注目されるのは、30日に発表される米10~12月期国内総生産(GDP)速報値で市場では前期比0.2%減を予想する見方が出ている。
 また、27日には米1月消費者信頼感指数の発表などがあり、その内容が底堅ければ、再度、119円台乗せの動きも見込める。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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