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【市況】NY金先物週間見通し:横ばいか、主要国の長期金利低下はプラス材料


■NY金先物
安値:1,167.30ドル
高値:1,224.00ドル
終値:1,216.10ドル
前週末比(騰落率):1.74%

■上昇、インフレ抑制で利上げ先送りの思惑浮上

NY金先物は上昇。インフレ抑制が確認されたことが要因。原油安の継続は懸念材料だが、9日発表された12月の米雇用統計で平均時給の減少が確認された。12月の失業率は低下したが、平均時給の減少は予想外だったことから、利上げ時期の先送りが意識されたことで金先物は底堅い動きを続けた。


■横ばいか、主要国の長期金利低下はプラス材料

想定レンジ:1,200.00~1,230.00ドル

NY金先物は横ばいか。米ドル高・ユーロ安の継続はマイナス材料だが、主要国の長期金利が低下していることは支援材料となる。米国のインフレ率はやや鈍化する可能性があることから、欧米の株式相場が反転しても金先物は1200ドル近辺で下げ渋る可能性がある。

《TN》

 提供:フィスコ

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