市場ニュース

戻る
 

【市況】NY金先物週間見通し:もみあいか、中国の金融緩和と米長期金利上昇が拮抗


■NY金先物
安値:1,173.90ドル
高値:1,207.60ドル
終値:1,197.70ドル
前週末比(騰落率):1.02%

■上昇、利食いの買いや中国の金融緩和で堅調推移

NY金先物は上昇。株高や米ドル相場の上昇を嫌気して弱含みとなる場面があった。しかしながら、利益確定を狙った短期筋の買い戻しが増えたことや中国の金融緩和を意識して、金先物は一時1200ドル台をつける場面があった。


■もみあいか、中国の金融緩和と米長期金利上昇が拮抗

想定レンジ:1,180.00~1,210.00ドル

金先物はもみあいか。ドル安継続への期待は後退していることや米長期金利の上昇を意識して金買いは多少抑制される可能性がある。中国の金融緩和で中国の需要増加への期待は残されているが、インフレ期待は依然として抑制されており、金の逃避需要がただちに増大する可能性は低いとみられる。

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均