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【市況】日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は7円高、先物主導で一時マイナス転換


【日経平均は7円高、先物主導で一時マイナス転換】

9時39分現在の日経平均株価は、15377.84円(前日比+7.87円)で推移。日経平均は続伸で始まった。2日の米国市場では小動きではあったが、NYダウが連日で最高値を更新。ADP雇用報告が予想を上回ったことで、3日発表の雇用統計に対する期待感も高まっている。また、円相場は1ドル=101円80銭辺りと円安に振れて推移していることも買い安心感につながっているようである。

セクターでは鉱業、その他金融、ガラス・土石、非鉄金属、精密機器、陸運、食料品、化学、卸売などが上昇。一方、石油・石炭、金属製品、パルプ・紙などが小安く始まっている。売買代金上位ではアイフル<8515>、ソフトバンク<9984>、マイクロニクス<6871>、ファーストリテ<9983>、サイバーーダイン<7779>などが堅調。一方で、トヨタ自<7203>、日本通信<9424>、ブロッコリー<2706>、ソニー<6758>が利食い優勢に。

寄り付き後の日経平均は先物へ断続的に大口売りが入ったことから上げ幅を縮小、一時マイナス圏に転じている。

【ドル・円は101円80銭、101円50銭付近に顧客筋などのドル買いオーダー】

ドル・円は101円80銭付近で推移。株高継続を意識してリスク選好的なドル買いは後退していないようだ。101円50銭付近には顧客筋や個人勢などのドル買いオーダーが残されているもよう。101円台前半にも短期筋などのドル買いオーダーが入っており、目先においてドル・円は底堅い動きを続ける可能性が高いとみられている。

9時39分時点のドル・円は101円80銭、ユーロ・円は139円01銭、ポンド・円は174円70銭、豪ドル・円は96円05銭付近で推移している。

《KO》

 提供:フィスコ

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