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【市況】米国株式相場 まちまち、中古住宅販売を嫌気もダウ最高値更新


米国株式相場はまちまち。ダウ平均は25.88ドル高の16504.29、ナスダックは2.40ポイント安の4154.20で取引を終了した。年末で引き続き閑散取引となる中、11月中古住宅販売が予想を下回ったことが嫌気され、終日上値の重い展開となった。しかしながらダウ平均は終値ベースで最高値更新。セクター別では、メディアや半導体・半導体製造装置が上昇する一方でエネルギーやテクノロジー・ハード・機器が下落した。

短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は引き続き、先週金曜日に複数のアナリストが投資判断を引き下げたことが嫌気され下落。携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、アクティビスト投資家カール・アイカン氏が来年9月までに500億ドルの自社株買いを求める提案を行っていることに対し、経営陣が株主に反対するよう勧めたことで売られた。一方でサンダルなどのクロックス(CROX)は、投資ファンドのブラックストーンから2億ドルの投資を受けることが明らかとなり上昇。

出来高が細る中で、節税目的の損失や利益確定の売買によって個人投資家に選好されやすい銘柄の値動きが目立っている。

《KG》

 提供:フィスコ

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