帝繊維 <
3302> が11月12日大引け後(16:00)に決算を発表。15年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比70.6%減の22.7億円に大きく落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→36億円(前期は84.2億円)に34.5%下方修正し、減益率が34.7%減→57.3%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の41.6億円→22.6億円(前年同期は22.1億円)に45.7%減額し、増益率が88.3%増→2.3%増に縮小する見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比38.6%減の9.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の24.6%→16.0%に大幅低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
受注済の民間企業向け大型防災資機材等の納期が一部次年度に延期されたことや、防災車両の受注が低調に終わったこと、基幹産業向け大型商材の受注が所期の成果を未だあげていないことなどから、このたび平成27年2月13日に公表した業績予想を修正いたしました。 防災事業の裾野は確実に拡がりつつあり、中期経営計画「帝国繊維(テイセン)2016」で掲げたテーマの完遂を目
»続く
ざし、業績の持続的拡大に努力しております。 エネルギー施設・産業基盤・重要施設の安全対策、今後懸念されるテロ対策・薬物対策、新たな感染症対策への取組み強化などを通じて、業績の拡大と企業としての社会的使命を果たしてまいります。※ 上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。