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【市況】アジア株 香港株は反発 豪州株は0.7%安、米シティが銀行株売却 ウェストパック銀行は4.9%安

アジア株 香港株は反発 豪州株は0.7%安、米シティが銀行株売却 ウェストパック銀行は4.9%安

東京時間11:03現在
香港ハンセン指数   18429.91(+116.05 +0.63%)
中国上海総合指数  3141.50(+13.02 +0.42%)
台湾加権指数     20725.93(+25.42 +0.12%)
韓国総合株価指数  2737.80(-7.25 -0.26%)
豪ASX200指数    7747.00(-57.49 -0.74%)

アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。今週は特に目立った材料はなく市場の関心は来週の米消費者物価指数にすでに集まっている。CPI次第で再び米国の利下げ時期後ずれ観測が高まる可能性がある。CPIの前には中国物価統計がある。11日に中国4月消費者物価指数と生産者物価指数が発表される。PPIは18カ月連続でマイナスとなる見込みだが下落ペースはやや鈍化すると予想されている。CPIは3カ月連続でプラスとなることが予想されている。

豪州株は0.74%安。消費財や医療品、不動産、金融株が下落している。特に銀行株の下げが目立つ。米シティが豪州の銀行株を売却し鉱業株を購入する時期かもしれないと指摘。ウェストパック銀行は4.9%安、コモンウェルス銀行は1.5%安、NAB銀行は0.7%安、ANZ Group Holdingsは0.6%安。一方、ウッドサイドエナジーやビーチエナジー、サントスなどエネルギー関連の一角は上昇している。

香港株は反発。レノボや美団、テンセントホールディングス、ネットイース、シャオミなどハイテク関連が軒並み上昇している。きのう下落したCG SERVICESや龍湖集団、華潤置地、新世界発展、恒隆地産など不動産株も買い戻されている。

出所:MINKABU PRESS

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