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【材料】次世代原子炉のオクロ、SPAC合併を通じた上場計画で投資家の承認取得=米国株個別

(NY時間15:46)(日本時間04:46)
オルトC<ALCC> 14.36(-0.59 -3.93%)

 オープンAIのアルトマンCEOの支援下で次世代原子炉を開発する新興企業オクロが、特別買収目的会社(SPAC)オルトC<ALCC>との合併を通じた上場計画で投資家の承認を得た。アルトマンCEOはオクロの会長を兼務している。同社は近日中にNY証券取引所に上場する可能性が高いという。

オクロの企業評価は合併合意が発表された昨年7月の時点で、8億5000万ドルとされていた。上場計画の承認後、オルトCの株価は上下動。オクロによると、同社は2029年末までに同社初の商業用次世代原子炉を米国に配備したいとしている。

 オクロのほかにも核融合の新興企業には、アマゾン<AMZN>の創業者ベゾス氏や、マイクロソフト<MSFT>の共同創業者ゲイツ氏、パランティア<PLTR>の共同創業者ティール氏ら著名な資産家が出資している。

アルトマンCEOがオクロに出資したのは2015年。核融合による先進的エネルギーソリューションの商業化において、最も有利な位置につけていると評価したという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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