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【注目】米国、船舶への攻撃停止ならフーシ派へのテロ組織指定解除を検討も

 バイデン政権は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海周辺を航行する船舶への攻撃を止めれば、テロ組織の指定を解除することを検討すると明らかにした。ブルームバーグが伝えた。

 米国のレンダーキング・イエメン担当特使はきょう、「外交による出口を見い出せることが自分の願いだ。それは対立を緩和させ、最終的にはテロ指定を撤回することができるようになり、フーシ派の軍事拠点に対する攻撃も当然終わらせる方法を見いだすことだ」と述べた。

 米国は3カ月近くに渡りイエメンのフーシ派拠点への空爆を続けてきたが、特使の発言はバイデン政権が再び外交手段に傾いていることを示唆する。米政府はフーシ派の軍事能力を弱めたと主張するものの、フーシ派による船舶へのミサイルやドローンでの攻撃は止んでいない。

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