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【注目】ボウマンFRB理事、米銀行改革案に懐疑的な姿勢を示す

 ボウマンFRB理事の講演が伝わり、SVBなどが昨年相次いで経営破綻したのを受けて、規制と監督で見つかった課題と失敗を反省し、適切に的を絞った変更が必要との認識を示した。その上で、自己資本の引き上げを柱とするFRBの規制強化案が銀行システムに対するリスク増大の要因になっていることを懸念していると、規制案に懐疑的な姿勢も示した。

 ボウマン理事はこれまでも、FRBの銀行規制強化案について「不必要に銀行融資を阻害し、競争を低下させる」などと疑問を投げかけていた。なお、経済、金融政策についての発言はなし。


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